整体技術
公開日:2016.09.19

本物の整体師になるために勉強すべき解剖学

何を学べば一流になれるだろう?

整体師になるためにあなたは何を学んでいるでしょうか?体のことを扱うプロフェッショナルとしていろんな知識が必要になってきます。開業前の先生はもちろん現在整体院を開業していて、もっと何を学べば「いい整体師」になれるか?ぼんやり不安を抱えてる人も多いのではないでしょうか?私も整体師の道を歩み始めて13年になりますが、最初は何も知りませんでした。肩こりは、「肩まわりの筋肉が張って痛くなることだな〜」でも、実際に患者さんに質問されたら、何て答えようか?と知識を入れようと必死になったことを思い出します。整体の専門学校で習った知識に加えて、いろんな治療家の本を読み漁りました。この道を選んだ以上、ゴッドハンドになってバンバン治せるスーパーマンになろうと思いましたし、理論武装してどんな患者さんからの質問でも返せるようになりたいと必死で勉強しました。

今回は、満員御礼の日々を過ごす人気の頭痛治療家が何を勉強してきたか?をこれから整体師として活躍していきたいあなたに教えましょう。整体師は、本当にいい仕事です。この道は、入学あって卒業なし!です。達人になるために知識を学び、実践し、知恵をつけて行ってください。あなたが、スーパー整体師になることを心から願っています!

学ぶべきポイントは2つあります。

この世には、目に見える世界と目に見えない世界があります。ボールや机やペンや車、木、焼肉、ビール、妻、お金、目で見えるものがあれば、心・言葉・空気・愛・匂い・気持ち・風・音・生命など目に見えないものがあります。体も同じように目に見えるもの=筋肉、骨、神経などもあれば、目に見えないもの=気・温度・つまり・ツボなどがあります。整体師は、身体のプロフェッショナルなので目に見える身体を知ることも重要ですが、目に見えないものを学ぶことが「治療」においてとてもとても大事になってくることを覚えておきまましょう。オステオパシーの名医フルフォード先生も私の大尊敬する野口晴哉先生も世界のゴッドハンドたちは皆、目に見えない世界の達人でした。目に見える世界を学びつつ、目に見えない世界の存在を臨床から学びとって行ってください。「感覚」がとても大事な仕事です。ツボを一つ探すにも目で見えるデータによって割り出して、後は、実際の身体を見て「感覚」で当てていくことになるからです。感がいい人は東洋医学の見えない世界の話から、理論派でマニュアルで学ぶのが得意な人は、解剖学で目に見える身体から学んでいくといいでしょう。いずれにせよどっちも大事ですので、しっかり勉強してください。

解剖生理学

一番最初に学ぶべきことは、解剖生理学です。骨・筋肉・神経などがどんな構造で体が構成されているか?を学びましょう。これは、まさに目に見える世界を具体的に学ぶことになります。身体を作る骨ぐみをまず覚えましょう。人間は、脊柱(背骨)を中心に200個以上の骨が連結されて骨組を作っています。整体では、骨のズレや歪みを見ていくので、全部の骨の構造と名前を覚えましょう。有名な骨は、脊柱(頚椎、胸椎、腰椎、仙骨)肩甲骨、肋骨、鎖骨、骨盤(腸骨、坐骨、恥骨)大腿骨、膝蓋骨など聞いたことある名前のものもいっぱいあるでしょう。どんな形をしていて、どんな関節を作ってか?を学びましょう。関節に痛みを抱える人も多いです。そして、骨の連結部に痛みが出やすいのでどんな接着面になってるか?を覚えておくといいですね。骨格モデルを5万円ぐらいで買って勉強するのがベストです。筋肉は、整体師が一番学ぶべきものです。筋肉は、骨と骨をつなげる役目をしています。どこの骨のどの辺についているか(起始・停止)を覚えて、どんな形をしているか?を知りましょう。そして、実際の体で触るとどんな感触か?を確かめてみましょう。例えば、肩こりの人は、肩の筋肉が張るわけですが、どこが張るか?というと肩甲挙筋(けんこうきょきん)や僧帽筋(そうぼうきん)や起立筋(きりつきん)です。構造を知っていれば、整体を実践する時にイメージがパッと浮かびます。圧をかける角度も構造が分かることで差し込みやすいのです。これは、感のいい人は、この学習を飛ばさずに学んでおくとさらに勘が鋭くなります。そして、解剖学の中でも置き去りにされがちなのが、神経です。しかし、神経があるからこそ、「痛み」を感じるわけです。体中にどんな神経網が走っているか?を叩きこみましょう。例えば、目の奥が痛む時どの神経がどんな流れで痛くなってくるかがわかれば治し方が見えてきます。左の手がしびれていれば、肩甲間部の筋肉の張りが下に通ってる神経を圧迫して手にしびれが出てることが想像つきます。肩甲間部の筋肉を少しほぐしただけでしびれが取れたりするのです。骨のバランス、筋肉の硬さ、神経の圧迫など整体師にとって一番勉強するべき「目で見える世界」をまず学びましょう。

東洋医学

気を感じていますか?この世界には、目に見えない気の流れが存在します。気配とか気分とか雰囲気とか元気とか気力とか人気とか日本語には、「気」のつく言葉がたくさんあります。目には見えないけどすごい重要な存在です。西洋医学では、先の解剖生理学のように目に見えることしか体として見ないですが、「気」というものが、人間が健康に生きて行くための原動力として働いていることは、間違いのない真実です。天気も気です。運気も気です。気をわかりやすくいうと、エネルギーと言っていいでしょう。エネルギーの流れがうまく流れてる状態を「健康」と言います。そして、その気の流れを研究した医学が、「東洋医学」なのです。東洋医学は、東洋思想をベースにしてます。山や川、宇宙の構造を「大宇宙」とし人体の構造を「小宇宙」として考えています。つまり自然界の作りのミニ版が人体なんですね。山や丘が人体にもあり、血流という川が人体に流れています。血流が滞れば、そこに「つまり」が起こり、川は氾濫が起こる。人体では、「痛み」がおこるのです。つまりを抜けば、痛みが取れて血流もスムーズに流れるわけです。整体は、体のつまりを調整する技術なので、この見えない身体=東洋医学を学ぶことはとても重要であります。ツボを知ってると思いますが、東洋医学で経穴「けいけつ」と言います。経絡(けいらく)という気の流れる川にツボが存在します。治療点になる部位です。触ってもわからないかもしれません。鍛錬すると「つまり」を発見することができます。昔のお医者さんは、患者さんの顔色を見たり、舌を診たり、脈を診たり、お腹を触ったりして気のうっ滞を見ました。最近のお医者さんは、パソコンでマニュアル通り診断して、患者さんの顔も見ずに薬を出してしまう先生もいると聞きます。東洋医学は、人間を病気という症状だけを見ずにその人全体を見ます。胃が痛ければ、胃の構造を調べるわけでなく体全体のどこに「つまり」があるか?を見ます。そして、その患者の人生と照らしあわせて「痛み」の本当の原因を発見していきます。会社のプレゼンが終わったら急に胃の痛みが治まったとはよく聞く話です。心配事で体は反応しますね。冷えが痛みを起こす場合もありますね。いずれも構造には問題なくても体の状態として「痛み」を発生させる機能が人間には備わっているのです。気功までやらなくてもいいですが、気の勉強=東洋医学を一度勉強されるとあなたの整体の治療の治癒率がなかり上がることを確信しています。患者さんの元気を引き出してあげてください!

心理学と潜在意識

西洋医学でも東洋医学でも忘れてはならない人体のテーマがあります。それは、「心」です。人間は、機械ではないので心があります。心は目に見えませんが、体と繋がっています。寂しすぎると病気になります。親が厳しい人でプレッシャー強いと子供がアトピーになります。受験が近づくと頭痛になります。うつ病になる理由は、猫背だったりします。全部、心が体に影響を与え、体が心に影響を与えます。現代生活では、体と心を切って教わってるので、健康を維持するのに大事な「心」のことを語るより、栄養物質で体をよくするサプリメントや薬、健康にいい玄米食などがフォーカスされています。心で思った「憂鬱」が、体にどれだけダメージを与えるか?知っていますか?自分の心の中で「私はダメだ!」「私はダメだ!」と言い続ければ、体の細胞はどんどん死んだ顔になりガンになります。逆に「私って幸せだな〜」ってっ心の底でず〜〜っと思ってるとどんどん元気になってきます。私は、整体を細胞を全部ニコちゃんマークにする作業だ!と定義しています。細胞60兆個が全員腐った顔でやる気なくしていたら、どんな元気な人でも病気になるだろう。整体師は心の勉強をしよう!学問では、心理学というジャンルがあります。ドイツの心理学者ユングとフロイトは勉強しておいた方がいいでしょう。潜在意識という言葉を知ってると思います。人間は、潜在意識で動いています。無意識に胃は動き、呼吸をし、歩きます。悪い考え癖や姿勢、思考パターンから体に影響が出ます。人生の流れも潜在意識の持ちかたで180度変わってしまいます。あなたの整体院に来る患者さんの潜在意識を知りましょう。本当のその人の思考やイメージ、心の状態をわかって治療するのといつでも同じ治療をするのとでは全然治療効果が違います。人間は厄介です。心という勝手に決め付ける司令塔を持ってるからです。そして、心はコロコロ変わります。その変化をとらえていきましょう。町のマッサージ整体の人がここまで勉強していたら大したもんですね。ほとんどの整体師は、「筋肉が張ってますね〜」で硬い部分をほぐすだけでしょう。同じ筋肉をほぐすにしても、その患者さんの生活のシーンでどんな苦しみを抱えているか?を想像して施術するのと効果が全然違います。かといって同化しすぎて、あなたが病んでしまってはいけないしとても難しい分野ですが、だからこそ整体師の仕事というのは、人間世界にとても重要な役割を果たすわけです。ぜひ、あなたも心を空っぽにして、患者さんの人生を受け止めてあげてください!

 

今回は、大きい柱を3つご紹介しました。他にも医者の本や病気の種類や現代医療のできる治療法最先端、漢方薬などありますが、まずはこの三本柱を学ばれることをオススメいたします。人間の身体はとても精密にできた芸術作品です。神様はよくこんな精巧な作品を世に出したな〜と治療のたびに感銘を受けています。本当にありがとうございます!五体満足の身体をみんな持てるように私たち整体師は永遠に学びの歩を止めることはできません。

知識は、必要です。そして実践の臨床でぶち当たった壁をまた研究材料にして解明されない答えを導きだすのも整体師としての喜びです。治療して治せばいいのですが、どうして治るのか?をキチンと患者さんに原因を説明できる整体師であってほしいと思います。孤独な道ですが、ゴッドハンドになる道も基本の積み重ねからです。一つ一つ積み上げていきましょい。決して、わからなくても何度もトライ&エラーの繰り返しです。そうして、今よりもっと優れた治療法が確立されていくことでしょう。

デジタル時代からかなり遅れを取っている「魂(たましい)系」の整体師 日比大介

 

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執筆者:日比 大介 (http://hidamari-shot.com/)

5年間、まったく人が来ない田舎の整体院から、「頭痛治療」に特化した整体院に変貌をとげて売上を月商200万まで持っていった男。全国で2000万人を救える頭痛治療技術の伝承のため2015年頭痛治療家を育てる日比塾を創設。後継者の育成につとめている。情熱的なトークと一人一人の身になって考える指導がウリ。一回目で効果の出る頭痛治療のビフォーアフターを素人整体師、セラピストに教えています。歌で世の中を変えることをビジョンに掲げ、ボランティア活動「肩こり体操ライブ」でも活躍中.NHK紅白歌合戦出演予定。

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