整体院のリピート率を上げる問診のやり方

リピート取れる整体院の問診法とは?
整体院のリピートを取るために、問診がとても重要なことは知ってますよね?治療がうまく行くのも問診のやり方で変わってきます。僕が、リピート取れずに「先生、また電話しま〜す。」とことごとく言われていた時、考え方が全然ダメでした。あなたの問診が、単なる御用聞きになってないことを願います。
では、どんな風にして問診すれば、ズムーズに治療に入って次の予約までつなげていくことができるかを説明しましょう。その前にダメなパターンを伝えましょう。やばい真実がバレちゃいますよ。
ダメな問診法は、御用聞き
ほとんどの整体院では、問診票を書いてもらうでしょう。それが初めてのカルテになるわけです。書いてもらった問診票をもとに患者さんのお話を聞いていきます。ダメなパターンは、質問が悪い。質問が悪いと話だけ長くなって、リピートしません。お客さまは、神様という考え方があるのでしょう。遠方から来てくれたお客さんだから!と懇切丁寧に話を聞いてあげる人がいますが、NG!です。遠いのはお客であって、あなたが遠いわけではない。どうしてダメか?というと初診では、いち早く痛みの原因を突き止めて痛みを取ってビフォーアフターを出すことにあるからです。
頭痛を20年も抱えてきた人は、頭痛の歴史があります。どれだけ苦労してきたかと聞いてもらいたくて、病院の話から他の整体院の話からめちゃくちゃ話が細かく長くなってしまうことがあります。被害妄想系の患者は特にかわいそうだと思ってもらいたくて長くなります。それを「ふんふん大変でしたね」と聞いているとエンドレスになってしまいます。
さっさと治療に入りましょう。傾聴といいますが、治療院は話しながら治療できますしね!またいい患者さんはクドクド話も長くなりません。さっさと結果を出して欲しいからです。
いい問診とは、いい面接です。
リピートを取っていく問診。治療をうまく持っていく問診は、面接なのです。つまり、新規の方があなたの治療を受けれるかどうかは、まだ面接受けるまで決まってないのです。広告を見て、あなたの整体院に来るまでは、患者さんの方があなたを面接しています。この整体院行こうかどうかを面接しています。
いよいよ予約当日、あなたの整体院に患者さんが面接を受けに来るのです。パートの面接じゃないですよ(笑)ちゃんとあなたの治療を真面目に受けてくれるかどうかをチェックしましょう。なぜなら、お試し客にイチイチ長々話を聞くのも無駄でしょう。負のオーラをたくさん受けますよ。あなたに合わなけらば、我慢せずに治療を断りましょう。野口晴哉先生は、整体院の前に「気の合わない人お断り!」と立て札をしていたそうです。それぐらいに患者を見極めることが大事です。そのあとのために!
では、どんな問診をしていくとリピートが取れていくか?を説明しましょう。いい問診には、3つのポイントがあります。要点を押さえて短めでいいです。これは経験でわかってきますが、問診には、重要な勘所があるからです。そこが患者との間で確認できていればOKです。
1)人を見る
問診は、検査のうちですね。ちゃんと靴揃える人かどうか?もチェックしましょう!痛みの原因と体だけじゃなく「その人となり」を見るのです。【ある生き方】が、玄関から入ってくるのです。生き方は、その人の姿勢を作り所作を作りマナーを作っています。どんな態度で受けに来てるか?を見ましょう。面接官である先生は、朗らかな笑顔で面接を始めましょう。
どこがどうゆう風に痛むか?を聞きましょう。痛みの原因のパターンをだいたい見当をつけるためです。頭痛が生まれる原因には、パターンがあります。どこに当てはまるか?を想像して聞いていきます。左のコメカミに痛みがきてれば、左の頚椎2番を疑って、姿勢全体を見る感じです。患者さんの目を見て、体全体を見ます。その人の生活を想像してどこに問題があるか?を見当をつけてください。
あくまで第一印象と決めつけです。最初は、不調者が来るので、暗くて雰囲気悪い場合が多いですが、治療してそれは変わっていく場合が多いです。別にリピートしなくていいや!という気持ちでニュートラルな心持ちで向き合うことです。この人イヤだなと感じても、治療後変化することも多いにあります。淡々と要点だけ聞いてすぐに治療に入るべし。
2)お金と時間をかけれるか?を聞く
今来た新規の人は、一回で治そうと思ってきています。誰しもお金をかけずにたった一回でよくなることを期待してきています。みんなそうだと思います。そこで、この質問をしてください。「私の治療が良かったら、お金をかけれますか?そして通院するために時間を取れますか?」と聞いてください。これが、治療後の予約時に重要なアンカーになります。リピートしない人は、お金と時間の問題で通わなくなるのです。だからあえて初回の治療する前に、「その気はあるのか?」を聞いておくのです。
これは、失礼でもなんでもないです。どうせ通わない人を治療する必要ありません。治療は、先生だけが頑張るものではないです。患者自身に「治そう!」という強い想いがあってこそ治療がうまくいきます。「治してみろよ」みたいな投げやりな人は受けない方がいいですよ。あとでクレームの対象になります。ちゃんとお金と時間を治療のために注げる意思を確認しておきましょう。
治療前に「お金ない」とか「仕事が不定休で・・」とかいう人でも、あなたの素晴らしい治療受けると「通います!」に変わります。それは、最初のこの時点で「お金と時間」の問題を聞いてるからです。はじめは勇気いりますが、いい患者さんは、「本気で治そうとしてる先生なんだ」と理解します。
3)どうなりたいか?のゴールを聞く
これが一番大事ですね。患者自身が、ゴールの絵を持っていることが重要です。売上を上げるのでも目標が明確に月50万円とか決めてればそこに行くことができますが、何も決めずにただ毎日過ごしていたらどこにも辿りつきません。患者さんは、どんな想いであなたの治療院に来たのでしょう?「頭痛が治って、心に余裕できれば子育てが楽にしたい!」とか「薬飲まずに主人と楽しく旅行に行きたい!」とか「寝てばっかりでサボってるように見られるから人生の時間を頭痛で苦しむ時間のせいで無駄にしたくない。普通に暮らしたい」という切実な想いを聞きましょう。そのゴールの風景がわかれば、患者さんをそこに連れて行くのが先生の仕事になります。
BZのriskyというアルバムは「リスキー、where do you go?」という語りで始まります。「どこに行きたいか?」を聞いてから旅に出ましょう。逆にどこに行きたいかもわからないへなちょこ患者は見ないことです。人生に一生懸命な人を見てあげましょう。そうゆう人は治しやすいし、治療が楽しくなります=通います。
人生を投げてる人は、通院の約束も守らないし治療を信頼してくれずにイヤな関係になるので気を付けましょう。患者さんの真の思いを叶えてあげるために先生が存在します。中途半端な人に本気の治療を提供する必要ありません。こうやって入場制限を作ることがいかに治療院経営においてとても大事なことです。あなたの整体院は、あなたがルールブックです!
最後に:人を一瞬で見抜け!
問診時間は、5分ぐらいがベストでしょう。ダラダラしないこと。治療して通うか?どうか?をすぐに聞きましょう。だって痛みを取りに来たのが目的だからです。人間関係の構築は、あなたの整体院にちゃんと通うようになってからです。大切な一人を取りこぼさないように細かく見すぎると、リピートしませんよ。
一瞬で人を見抜き、治療をするのが極意です。あなたの整体院に合わなければ、次です。面接は、次!次!次!です。そして、あなたのお店のペルソナが登場します。いい患者さんは最初からわかります。ぜひこのリピート問診法を使ってみてください。
都会のスタバに行って人間観察をするのが好きな男 日比大介
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5年間、まったく人が来ない田舎の整体院から、「頭痛治療」に特化した整体院に変貌をとげて売上を月商200万まで持っていった男。全国で2000万人を救える頭痛治療技術の伝承のため2015年頭痛治療家を育てる日比塾を創設。後継者の育成につとめている。情熱的なトークと一人一人の身になって考える指導がウリ。一回目で効果の出る頭痛治療のビフォーアフターを素人整体師、セラピストに教えています。歌で世の中を変えることをビジョンに掲げ、ボランティア活動「肩こり体操ライブ」でも活躍中.NHK紅白歌合戦出演予定。
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