整体技術
公開日:2016.10.18

【整体技術】タッチ感の鍛え方 5つの方法

治療の上手と下手は、タッチ感で決まる。

力づくの整体師は、嫌がられる。もっと強く!もっと強く!を求める患者さんの言いなりになっていませんか?

それに比べて、達人のタッチはやさしい。達人の手は柔らかい。肩から肘手首までしなやかに動く。合気道の達人植芝盛平先生もおっしゃっていたが、極意は足の動かし方にあるそうだ。しかし、手というのは、人間にとって素晴らしい道具である。使い方でいかようにもなる。あなたの手からは「気」が出てるだろうか?

名治療家の手からは、「気」が出ていると言われる。私も昔の文献を調べたり、訓練したり、達人の技を受けたりして、タッチ感を勉強しました。治療は、数をこなすことが大事ですが、「ツボ」が外れていれば、全然効かない。今回は、あなたの手を鍛え上げる「タッチ感」の磨き方をお伝えしましょう。

1)合掌行気法(がっしょうぎょうきほう)

手には、微量な気は発生している。これは誰でもそうです。手と手を合わせてください。合掌するのです。そっと合わせるのがコツです。そして、青空をイメージしながら深く呼吸しているとくっついてる手のひらと手のひらがむず痒くなってきます。そうしたら、少しずつ手と手の間隔を広げてください。手と手の間に何か弾力を感じるでしょう。目に見えない弾力です。その空気のボールが気の塊です。手に力を入れると消えます。手の力を抜いて、ゆったりした呼吸をしていると、その気のボールがだんだん大きくなります。これは、気を鍛えるというより、「いい手」を作る練習です。

2)そっと手を置く法(そっとてをおくほう)

合掌行気で「いい手」ができたら、患者さんの背中にそっと手を置きましょう。そっとです。急にポンって置いたらびっくりして患者さんの体に力が入ってしまいます。手を置くときに手のひら全体に均等に圧がかかるように、そっと置くと気持ちいいです。たまに町のマッサージ店にも「そっと手を置く法」を知ってる人がいますが、いいですね!そっと置くことで相手の体が緩み、そっと温もりが患者に伝わります。この時点でもう気の交流が行われています。しかし、気に集中してはダメです。力づくに強気になってしまいます。ただそっと置くだけが大事なのです。頭の中は空っぽです。決して、「俺の気で治してやろう!」なんて思わないことです。

3)斥力を使う(せきりょくをつかう)

斥力(せきりょく)とは、押した力と同じ力が相手側から発信される物理学です。北風と太陽という童話をご存知でしょうか?風の強い力で旅人のコートを脱がそうとしても、旅人は逆にコートを強く着てしまいます。太陽のやんわりしたパワーが、じんわり旅人の体に浸透して、いよいよコートを脱ぐことになるのです。同じように、患者の体に手を置いた圧力と同じ圧力で返されるパワーを感じてください。それは、まさに思いやりです。

手を置かれた患者の気持ちがこっちへ飛んでくるので、それを受け止めるわけです。それができるととてもいい気の交流が始まるのです。そして、そっと置いてるのに、ものすごいパワーが患者の体に流れていきます。生命の力ってすごいです。

4)呼吸を合わせる(こきゅうをあわせる)

人間は、呼吸で相手と繋がっています。空気は一つしかないものを人間、植物、動物、みんなで共有しています。そこに呼吸のリズムがあります。吸って、吐いてを繰り返しています。呼吸が合う人も呼吸が合わない人もいますよね。それが気が合わないってことですが、リズムを合わせることです。患者さんの呼吸のリズムをつかみとると、手を置きやすいですね。

患者さんの呼吸で揺れる体に乗っていくのです。サーフィンのように波に乗っていくのです。タイミングが違うとイヤな感じがします。ワザと中国マッサージ師が乱暴にやるのと違います。それはそれでいいのです。呼吸をわかって治療するのと、わからずに手を置いてるのでは、流れが全然違います。治療をスムーズに持っていくために、患者の呼吸を知りましょう。そして、そっと手を置いていきましょう。「お!この人すごい!」ってなりますよ。

5)いい師匠に教わる(いいししょうにおそわる)

タッチ感は、実践しなければわかりません。私のDVDを買って練習して実践して効果出してる感想をよくもらいますが、本当にそれでいいかどうか?を本物にチェックしてもらうことが大事ですね。タッチ感は、タッチ感のいい先生に教わると早いです。だって、その通りになるからです。多少ツボがずれていても、タッチがいい先生の治療が効果を出します。それは、患者さんの心が開いてるからです。体が緩んでるからですね。

まとめ:いいタッチは、すっと体が楽になる

ここまで5つのタッチ練習法をお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか?今日からタッチ感を気をつけてみるだけでもだいぶ違います。新規の患者さんが、最初に体に触れらえるファーストタッチでいかに納得してもらえるか?とても大事です。

患者さんも人間、先生も人間、同じ生命体なのでタッチがうまくいくと魂の感応が行われます。魂で生きてるのですから、魂どうしが共鳴し合うのは当然のことです。

しかし、現代社会はいくつもガードして人々は生活しています。ガードしすぎて、体の力が抜けなくなってるんですね。それをあなたの「日だまりの手」でそっとゆるめてあげてください。自律神経が、つねに戦闘モードになってる現代人に、まさに真心のプレゼントです。

力づくで生きてきた人生だけど、自然の流れにならうことの大事さを知った男 日比大介

 

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執筆者:日比 大介 (http://hidamari-shot.com/)

5年間、まったく人が来ない田舎の整体院から、「頭痛治療」に特化した整体院に変貌をとげて売上を月商200万まで持っていった男。全国で2000万人を救える頭痛治療技術の伝承のため2015年頭痛治療家を育てる日比塾を創設。後継者の育成につとめている。情熱的なトークと一人一人の身になって考える指導がウリ。一回目で効果の出る頭痛治療のビフォーアフターを素人整体師、セラピストに教えています。歌で世の中を変えることをビジョンに掲げ、ボランティア活動「肩こり体操ライブ」でも活躍中.NHK紅白歌合戦出演予定。

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